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英語を楽しくキープ!Netflixで観られる子ども向けイギリス番組

うちは「スクリーンなし育児」をしている家庭ではありません。いつもボードゲームをして過ごす…そんな家庭にちょっと憧れる気持ちもありますが、正直に言うと、私はちょっとズボラな親です。そして、自分が子どもの頃にテレビを見るのが大好きだったので、今の子どもたちにとっても、スクリーンタイム=ただの暇つぶしとは思っていません。使い方次第では、ちゃんとした英語に触れるチャンスにもなりますし、ルーツとなる文化に自然に親しむ良いきっかけになると思っています。


でも、うちの娘たちに英語の番組を観せるのは、なかなか苦労します。本人たちは、芸人さんがバカなことをするような日本のバラエティ番組が大好き。クラスの子たちもみんな観ていて、次の日にその話題で盛り上がるので、私もあまり口出ししないようにしています。私もイギリスで育った頃、似たような番組を観ていましたしね。ただ、いざテレビがつくと、私は完全に自分の父親に変身して、「こんなくだらない番組、いったい何なの?」とため息をついてしまいます(笑)。


だからこそ、英語の番組を選ぶときは、「ちゃんと楽しめて、しかも子どもたちの心をつかむもの」でなければいけません。今日は、うちの子たちも夢中になって観ている、Netflixで配信中のイギリス系・イギリス風の番組をいくつかご紹介したいと思います。どれも、私が「好きなだけ観ていいよ」と安心して言える番組たちです。


The Worst Witch (対象年齢:7歳〜)


ホグワーツを思わせる魔法学校が舞台ですが、登場人物はもっと幼く、雰囲気もユーモラスで明るめ。NetflixとBBCの共同制作ということで、しっかり“英国印”がついているのも安心材料です。物語の主人公は、優しい心を持ちながらもトラブルばかり起こしてしまう特待生、ミルドレッド・ハブル。


私自身、8歳のときに寄宿学校に入れられたので、この作品の世界観を通して、自分の子どもたちにも少しだけ当時の思い出を伝えることができます(そして、いたずらが過ぎる時は「寮に送るよ!」という脅しにも使えるかも…笑)。


この作品は特に低学年の子どもにおすすめです。登場人物の英語は聞き取りやすく、はっきりとしたイギリス英語が使われているので、リスニングの練習にもなりますし、魔法の世界にワクワクしながら自然と英語に触れられます。


Enola Holmes (対象年齢:13歳〜)


これは家族みんなで楽しめる素晴らしい映画です。エノーラは、名探偵シャーロック・ホームズの賢くて反抗的な妹。知的で勇敢、武術の訓練も受けていて、うちの娘たちにとっては最高のロールモデルです。


主演は『ストレンジャー・シングス』のミリー・ボビー・ブラウンと、名女優ヘレナ・ボナム=カーター。アクションとコメディが絶妙にミックスされていて、うちの子たちは夢中で観ています。


エノーラがカメラ目線で視聴者に話しかける「第四の壁を破る」演出も楽しくて、より親しみやすい雰囲気になっています。舞台はビクトリア時代のロンドンで、登場人物たちのブリティッシュ・アクセントもとても綺麗です。


少し大きめの子向けで、スピードの速いセリフもありますが、日本語字幕をつければ全く問題なし。続編もおすすめです!


ロアルド・ダール原作の作品はどれもおすすめです

ロアルド・ダールの作品を原作とした良い作品がNetflixにはたくさんあります。子どもの頃、彼は間違いなく私の一番好きな作家でした。彼は子ども向けに書いていますが、決して子どもっぽくはありません。読者を見下したり、物語のダークな側面を避けたりすることもありません。


『マチルダ・ザ・ミュージカル(7歳以上推奨)』


Matilda(7歳以上推奨)


Charlie & the Chocolate Factory(7歳以上推奨)


Man vs Bee


『Man vs Bee(マン・バーサス・ビー)』では、ローワン・アトキンソン(ミスター・ビーン役で有名)が、愛情深いお父さんを演じます。彼はある夫婦の豪邸で留守番を引き受けるのですが、そこに1匹のハチが現れ、戦いが勃発します。


1話約10分の短いエピソードが全9話あり、テンポの良いビジュアルコメディとスラップスティックな(ドタバタ系)ユーモアが絶妙に組み合わさっています。子どもたちも飽きずに楽しめて、しかもローワン・アトキンソンのセリフやクラシックなコメディタイミングを通して、自然に英語に触れることができるのが魅力です。


このリストはもちろんごく一部ですが、うちの子たちが観ていてよかったなと思う作品をいくつかご紹介しました。少しでも参考になれば嬉しいです!





 
 
 

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